atomとmolecule-分子の構造を英語で解説-(Chemistry)
高校の理科で習うと思いますが、
atom 原子は、
nucleus 原子核とelectron 電子から構成されており、
原子核は、proton 陽子とneutron 中性子で構成されています。
その物質がなんであるかは、陽子の数で決まり、
この数は、atomic number 原子番号と呼ばれ、
The periodic table 周期表は、原子番号順にelement 元素を並べた表のことです。
Carbon(炭素)は、原子番号6なので、
陽子(+の電荷を帯びている)の数6個/中性子の数6個(電気的に中性)
電子(-の電荷を帯びている)の数6個
で、電気的に中性の物質ということがわかります。
(中性子の数は陽子の数と同じとは限りません)
また、
このatom 原子2つ以上で構成される、
電気的に中性な物質がmolecule 分子です。
例えば、
C(炭素)やO(酸素)のatom 原子が
chemical reaction 化学反応して、
CO²(二酸化炭素)というmolecule 分子になります。
現代では、
「物質の最小単位」は、quantum 量子と呼ばれ、
ミクロなスケールの物理現象を説明するための力学を
quantum mechanics 量子力学と言いますが、
まずここでは、
分子と原子を最小単位とする関連用語を英語で覚えていきましょう。
それでは、例文とともにくわしく確認していきましょう。
molecule
分子
This material contains an oxygen molecule. この物質は、酸素分子を含んでいる
atom(原子)2つ以上で構成される、電気的に中性な物質のこと
atom
原子
Proton is located in the nucleus of an atom. 陽子は、原子の原子核に存在する
atom 原子=nucleus 原子核(=proton 陽子+neutron 中性子)+electron 電子
関連語句
element 元素
HやOは元素です。
Hという元素には、中性子の数が違う3種類の原子があります。
periodic table 周期表
isotope 同位体---同じ元素で中性子の数が異なる原子
例えば、H(水素)には3つの同位体がある
水素(中性子数0)/重水素(中性子数1)/三重水素(中性子数2)
free electron 自由電子
electrical charge 電荷
chemical reaction 化学反応
chemical equation 化学反応式
molecule 分子は、単体と化合物に分類できる
simple substance 単体---H₂やO₂など単一の元素からなる物質
chemical compound 化合物---H₂Oなど複数の元素からなる物質
organic compound 有機化合物---炭素を含む化合物
inorganic compound 無機化合物---炭素を含まない化合物
quantum mechanics 量子力学
ミクロの世界を記述する力学
quantum field theory 量子論
quantum computer 量子コンピューター
theoryは、「理論」という意味です。
hypothesis「仮説」との違いを確認しておきましょう!