電話の英語

電話の英語を解説-May I take a message?

電話の英語を解説

初めて海外に電話をしたり、海外からの電話を受けたりしたときは、

緊張してうまく話せなかったりします。

しかし、電話の英語は、パターンが決まっているので、

「決まったフレーズをいくつか覚え、場数をこなすこと」

で少しずつ対応できるようになります。

 

まず、第一段階です。

仮にあなたが、電話を受ける側だとします。

相手の話したい人がofficeにいれば

Just a moment, please. 少々お待ち下さい

と言って電話を転送するところから、まずは始めましょう。

もし、その人がnot availableなら、

I'm sorry but he's not in the office right now. すいませんが、彼は今オフィスにはおりません

とか

I'm sorry but he's on another line now. すいませんが、彼は今別の電話に出ております

のように理由を添えて答えます。

 

これに対し、電話をかけてきた人は、

OK, I'll call him back later. じゃあ、後でかけ直します

と答えるときもあるでしょうし、

What time will he be back? 何時に戻って来るの?

Could you take a message? 伝言を伝えて頂けますか?

などと言われ、話が続くこともあります。

 

さまざまな理由で電話に出られない場合、

伝言を残すかどうか尋ねたり、折り返し電話をさせる旨を伝えることがあります。

こういう場合の言い回しを覚えるのが第二段階です。

May I take a message? 伝言を承りましょうか?

Shall I have him call you back? 折り返しお電話させましょうか?

の二つのフレーズが、何も考えなくても出てくるよう繰り返し覚えましょう。

 

より理解を深めるために、簡単な電話のやりとり事例を載せます。

A: Hello. This is Mr. Tanaka from ABC Corporation.

    I'd like to speak to Mr. Martin?

B: Just a moment, please.

B: I'm sorry, but he's not in the office now.

A: What time will he be back?

B: He'll be back at 2 PM.

 Shall I have him call you back?

A: Thank you, but I'll call him again later.

B: OK. Thank you.

 

それでは、電話表現の定型フレーズをシチュエーション別に覚えていきましょう。

 

電話をかけて名前を名乗る/話したい相手に取り次いでもらう

Hello. This is Mr. Tanaka from ABC Corporation. もしもし、ABC社の田中と申します

I'd like to speak to Mr. Martin? マーチンさんいらっしゃいますか?

I'd like to speak to someone in the R&D Department. R&Dのどなたかと話をしたいのですが

May I speak to Mr. Martin? マーチンさんいらっしゃいますか?

 

電話を受ける/取り次ぐ

Just a moment, please. 少々お待ちを

XYZ corporation. May I help you? XYZ社です。ご用件は?

R&D department. R&D部門です

Who's calling please? どちら様でしょうか?

 

電話を受けるときの注意---Who are you?と言わないで!

次の表現は、間違って使うと全く違う意味になってしまうので、注意してください

私が、はじめてアメリカへ旅行に行ったとき、

ホテルのフロントから部屋に電話があったのですが、

慌ててつい、「Who are you?」と言ってしまい、

フロントの人が驚いて沈黙してしまったという苦い記憶があります。

 

X Who are you?と言うと 「おまえは誰だ!?」という意味になります。

=>Who's calling please? どちら様でしょうか?

=>◯ Who are you calling? どちら様ですか?

=>〇May(Could) I have your name, please? お名前を頂けますか?

 

本人が直接電話を受けたとき

Speaking. 私です

 

この表現は、よく使います↓

Can I get back to you later? 折り返しお電話してもよろしいでしょうか?

Can I call you back later?

 

間違い電話を受けたとき

I’m afraid you have the wrong number. 電話番号を間違えていらっしゃらないでしょうか?

=>I'm sorry I have the wrong number. 電話番号を間違えました

 

相手が話したい人の状況を伝える

I'm sorry, but he's not in the office now. 申し訳ありませんが、オフィスにはおりません

I'm sorry, but he's out of the office now.

I'm sorry, but he's not at his desk now. 申し訳ありませんが、席を離れています

I'm sorry he's in a meeting right now. 申し訳ありませんが、会議中です

I'm sorry, but he's on another line at the moment. 申し訳ありませんが、別の電話に出ております

I'm sorry he's gone home for the day. 申し訳ありませんが、今日は帰宅しております

I'm sorry he's off today. 申し訳ありませんが、今日はお休みを頂いております

I'm sorry he's on vacation. 申し訳ありませんが、休暇を取らせて頂いております

 

提案する

この3つは、覚えていないと使えないので、丸暗記してしまいましょう。

May I take a message? 伝言を承りましょうか?

Would you like to leave a message? ご伝言はありますか?

Shall I have him call you back? 折り返しお電話させましょうか?

 

提案に対して答える

I will call her again later. 後で、かけ直します

I'll give him a call tomorrow morning. 明日の朝、彼に電話してみます

Could you take a message, please? 伝言を伝えて頂いてもよろしいですか?

What time will he be back? いつお戻りになられますか?

=>She'll be back at 5:30. 5時30分に戻る予定です

 

電話を終える

Thank you for calling. お電話ありがとうございます

Nice talking to you. お話しできてよかったです

Call me again anytime. いつでも電話して下さい

Thank you for your trouble. お手数をおかけしました

Hope to see you again soon. 近いうちにお会いできるといいですね

Please say hello to everyone for me. 皆さんに宜しくお伝え下さい

 

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