メールの英語を解説-Understood.とNoted.の違いを解説
Understood.やNoted.は、
「了解です=わかりました」という意味の表現です。
この記事では、
Understood.とNoted.の違いを中心に、
「了解です」という意味のさまざまな表現を解説します。
まず、Understood.は、
(That is) understood. そのことは、理解された状態になっているの略で、
「了解です」という意味です。
I understood! (これは、実際には使われません)の
understood(過去形)が抜き取られているわけではありません。
これと一番近い表現がI understand.で、
「わかりました」という意味です。
このように、
Understood!やI understand!は、
相手の説明や依頼に対して、
「理解していること」を示して、「了解です」
と言っています。
一方のNoted.は、
(That is) noted. そのことは、留意された状態になっているの略で、
こちらも「了解です」という意味です。
noteは、「書き留める、留意する」という意味なので、
Noted.は、
単に理解しただけでなく、「心に書き留められた状態→そのようにします」
というニュアンスが若干あるという点が、Understood.との違いになります。
ビジネスメールでも、
相手のメールに対して「了解です!」と簡潔に返信したいときに
Understood! /Noted! /Well noted! /Noted with thanks!
という表現は、ほぼ同じ意味でよく使われています。
もっとCasualに「了解です」と言いたい場合は、
OK. /Sure. /All right. /I get it.
を使います。
また、相手への賛同の意を強調したい時は、
No problem. /I agree. /I see your points. /Sounds good.
を使うことで、「(あなたと同意見なので)了解です」
というニュアンスを伝えることもできます。
さらに、Absolutely /Certainly. /I'm on it. なども、
「もちろんです/かしこまりました」という意味の表現でよく使います。
それでは、例文とともにくわしく確認していきましょう。
Understood
了解です、わかりました
= (That is) understood. そのことは、理解された状態になっている
A: I have to leave here to get the last train by 9 PM. 終電に乗るために、9時までにここを出なければならない
B: Understood. 了解しました
この場合は、I understand.と答えることもできます。
ただ相手の言ったことに理解を示して、「了解です」と返答しています
Noted
了解です、わかりました
= (That is) noted. そのことは、留意された状態になっている
A: I'd like you to take me to the hospital tomorrow. 明日病院へ連れて行ってもらえませんか?
B: Noted. 了解しました(連れて行きます)
この場合は、I understand.と答えるのは不自然で、
Noted.と答えることで、
I will do.という自分の意志を伴う、「了解です」になります。
その他の「了解です」という意味の表現
OK. /Sure. /All right. /I get it.
もっともCasualな「了解です」
相手の言ったことに対し、
「理解してますよ」という気持ちを伝えるための軽い受け答え
A: I have to leave here to get the last train by 9 PM. 終電に乗るために、9時までにここを出なければならない
B: OK. /Sure. /All right. /I get it. 了解です
No problem. /I agree. /I see your points. /Sounds good.
相手の説明への賛同を強調して「了解です」
相手の提案や依頼に対して、
「私もそう思います」という賛同の気持ちを込めた受け答え
A: Let's leave not to miss the last train by 9 PM. 私たちは終電に乗り損ねないよう、9時までにここを出ましょう
B: No problem. /I agree. /I see your points. / Sounds good. (そうですね)わかりました
Understood. /Noted. /Absolutely(もちろんです)/Certainly. (かしこまりました)/I'm on it. (今やっています、今すぐやります)
相手の言っていることを理解し、受け入れて「了解です」
相手の言ったことに対し、
「理解し、受け入れている」という気持ちを伝えるための丁寧な受け答え
A: We will leave here at 9 PM to get on the last train. Could you call me a taxi? 私たちは終電に乗るために、9時にここを出ます。タクシーを呼んでもらえますか?
B: Absolutely. /Certainly. /I'm on it. (Understood. /Noted.もこの仲間 ) もちろんです/かしこまりました/今呼びます
まとめ
「了解です」と言いたいときの表現は、
バリエーションが豊富なので、整理して覚えておきましょう!
Understood.とNoted.の違い
Understood 了解しました≒ (That is) understood.
---ただ相手の言ったことに理解を示して、「了解です」
≒I understand. わかりました
≓I understand that. その件、わかりました(承知しました)
X I understood. 使わない
Noted 了解しました≒ (That is) noted.
---I will do.という自分の意志を少し伴う、「了解です」
もっともCasualな「わかりました」---OK. /Sure. /All right. /I get it.
相手の説明への賛同を強調して「わかりました」---No problem. /I agree. /I see your points. /Sounds good.
相手の言っていることを理解し、受け入れて「了解です」---Absolutely(もちろんです) /Certainly. (かしこまりました)/I'm on it. (今やっています、今すぐやります=了解です)/ (Understood. /Noted. もこの仲間)