hundredの使い方を解説/two hundredsは正しい?
hundredやthousandは、
名詞として数そのものを表すことができます。
a hundred(100)/a thousand(1000)
では、200は、どうでしょうか?
two hundredsとしたくなりますが、この場合、
200は、一つの整数なので(整数が複数あるわけではない)、
two hundredとするのが正しい
ので、間違えないようにして下さい。
hundred/thousand/million/trillionなどの基準単位は、
すべて同様の使い方をします。
2つ目に、
形容詞として、名詞を修飾する
という使い方があります。
この場合も、もちろんsは不要です。
a hundred pens /two thousand pens
では、hundredにsを付ける場合は、どんなときでしょう?
hundreds of~/thousands of~という表現は御存知でしょうか?
「数百の~」「数千の~」という意味で使われますが、
数に幅があって(100~999/1000~9999)、大きさが曖昧です。
そのため、文脈によりますが、
ただ単に「多数の~」という意味で使われているケースも多いです。
今回は、hundredと同様に、
数字+単位を形容詞として使う場合のルールも
合わせて覚えておきましょう。
2 mは、2 mもしくは2 metersと表記しますが、
2 mの木は、2-meters treeとは言わず、2-meter treeとします。
単位を表す語の場合は、形容詞として使う場合はsを付けません。
それでは、例文とともにくわしく確認していきましょう。
単位と合わせて数字の書き方・読み方も、
下記を参考に、一気に整理しておくといいですよ。↓
数字の書き方/Techinical Wrinting上の数値表記ルール
hundred
n.100
a hundred 100
two hundred 200
three hundred twelve 312
seventeen hundred 1700
one thousand and seven hundredよりも一般的
a.100の
a hundred people 100人の人
thirty hundred people 3000人の人
hundreds of ~ 数百の~、多数の~
Hundreds of people are joining this party. 多くの人がこのパーティーに参加している
thousands of ~ 数千の~、多数の~
Thousands of people are joining this party. 多くの人がこのパーティーに参加している
単位に関するルール
(数+単位)を形容詞として使う場合のルール
1.数字と単位の間にハイフンを入れる(実際には入れないことも多い)
1-kg bag/1-kilogram bag
2.単位は、常に単数形
2-m bar/2-meter-bar
名詞として2 metersは、正しい
◯2 m
◯2 meters
X2-meters bar
◯2-meter bar
単位に関するその他のルール
数字と単位の間に10 nmのように、スペースをあける
100 cm to 200 cm は、単位が同じなので100 to 200 cmとしてもよい
liter=l(リッター)は、1と間違いやすいため、Lと表記することも多い
inch(インチ)は、in.と表記することもある