in 10 minutesとwithin 10 minutesの違いを解説
inは、in two hoursとかin three daysのように日時を伴って、
「~後に、~たって」という意味になります。
「~後に」なので、afterを使いたくなるかもしれませんが、
~後という明確な時を示すときは、inを使います。
in 10 minutesなら、10分後ちょうどにという意味になりますが、
after 10 minutesだと、10分後ちょうどなのか20分後なのか不明瞭になってしまいます。
He returned to Japan after a few days. 彼は数日してから帰国した
の場合は、逆にきっちりと時間を示すinよりafterのほうがぴったりくる感じです。
一方、within 10 minutesという場合は、
withinが「~以内」という範囲を示しており、
現時点から10分後までの範囲=10分以内に
という意味になります。
ほかにも、byとuntilの違い、more thanとmore than equal toの違い等、
実際の仕事でも頻繁に使い、しっかりと区別をしておかないと、
間違った内容で相手に伝わってしまう例を合わせてご紹介します。
それでは、例文とともにくわしく確認していきましょう。
この機会に、数字の書き方・読み方についても、
下記を参考に整理しておきましょう。↓
10未満はスペルアウトするのが基本ルールですが、
10の場合、tenとすべきかどうか、異なる見解があるので、今回は10としました。
数字の書き方/Techinical Wrinting上の数値表記ルール
in 10 minutes
10 分後に、10分たてば
Parts will arrive in 10 minutes. 部品は10分後に到着します
Can I call you back in an hour? 1時間たったら、折り返し電話してもいいですか?
相手先から電話があったけれど、立て込んでいる際に使えるフレーズです
within 10 minutes
10分以内に
We need to send this report within 10 minutes. 10分以内にこのレポートを送る必要がある
byとuntilの違い
by 期限 ~までに
We will be there by 8 o'clock. 8時までにそこに着くでしょう
until 動作や状態の継続 ~まで(ずっと)
前置詞/接続詞どちらでも使える
前置詞:We need to wait until 8 o'clock. 8時まで待たなければならない
接続詞:We need to wait until parts arrive. 部品が着くまで待つ必要がある
more than~とmore than equal to~の違い
その数字を含まない
more than 10 minutes 10分より長く(10分は含まない)
less than 10 minutes 10分未満(10分は含まない)
higher than 10 degree 10℃より高い(10℃は含まない)
lower than 10 degree 10℃未満(10℃は含まない)
その数字を含む
more than equal to 10 minutes=10 minutes or more 10分以上
less than equal to 10 minutes=10 minutes or less 10分以下
more than equal to 10 degree=10 degree or higher 10℃以上
less than equal to 10 degree=10 degree or lower 10℃以下