技術英語-違いシリーズ

produceとfabricateの違いを解説

produceとfabricateの違いを解説

「製品の製造」というと

produceとかmanufactureが思い浮かぶかと思いますが、

 

manufactureが、「機械を使って製品を製造する」場合に使われるのに対し、

produceは、「生産する、製作する」という意味で、

穀物、商品、作品、映画など幅広い対象に対して使うことができます。

また、produce 農産物という意味の名詞で、

TOEICにはよく登場します。

 

一方、fabricateも、

「製造する」という意味ですが、

「規格部品、構成部品を組み立てる」場合に使われます。

名詞形は、fabrication 製造です。

 

一時期、

fabless ファブレスという言葉が流行ったのを御存知でしょうか?

製品の企画、設計は自社で行い、

組み立ては外部に委託するというビジネスモデルのことで、

fabrication facility 工場がないという意味で、

fabless ファブレスと呼ばれていました。

 

それでは、例文とともにくわしく確認していきましょう。

 

produce

v.

(穀物、商品、作品、映画など)を作り出す、生産する

幅広い対象に対して使用できる

We're now producing the latest movie. 最新映画を今製作している

 

manufactureは、

「(機械を使って製品、材料)を製造する」ときに使います。

 

generate は、

「(電力、ガス、光などを)産み出す」ときに使います。

 

n.

農産物

I always keep frozen produce. いつもたくさんの冷凍農産物を保管している

 

product n.製品、商品、生産物

agricultural products  農産物

production 生産

productivity 生産性

producer 生産者/製造者/製作者

productive 生産的な

proactive 積極的な

 

fabricate

1. (部品を)組み立てる、製造する

規格部品、構成部品を組み立てるという意味で使われることが多い

We fabricate optical chips in this factory. 光学チップをこの工場で製造している

 

2. 嘘をでっち上げる

They fabricated a lie to make more money. 金儲けのために嘘をでっちあげた

 

fabrication 製造/でっち上げ、作り話

All IC fabrication is done in this factory. すべてのICは、この工場で製造されている

This is nothing but a fabrication. これは、作り話に過ぎません

 

-技術英語-違いシリーズ

Copyright© エンジニアのための使える技術英語 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.