メールの英語

メールの英語を解説2-Understood.とNoted.の違いを解説

メールの英語を解説-Understood.とNoted.の違いを解説

Understood.Noted.は、

「了解です=わかりました」という意味の表現です。

この記事では、

Understood.とNoted.の違いを中心に、

「了解です」という意味のさまざまな表現を解説します。

 

まず、Understood.は、

(That is) understood. そのことは、理解された状態になっているの略で、

「了解です」という意味です。

I understood! (これは、実際には使われません)の

understood(過去形)が抜き取られているわけではありません

これと一番近い表現がI understand.で、

「わかりました」という意味です。

 

このように、

Understood!I understand!は、

相手の説明や依頼に対して、

「理解していること」を示して、「了解です」

と言っています。

 

一方のNoted.は、

(That is) noted. そのことは、留意された状態になっているの略で、

こちらも「了解です」という意味です。

noteは、「書き留める、留意する」という意味なので、

Noted.は、

単に理解しただけでなく、「心に書き留められた状態→そのようにします」

というニュアンスが若干あるという点が、Understood.との違いになります。

 

ビジネスメールでも、

相手のメールに対して「了解です!」と簡潔に返信したいときに

Understood! /Noted! /Well noted! /Noted with thanks!

という表現は、ほぼ同じ意味でよく使われています。

 

もっとCasual「了解です」と言いたい場合は、

OK. /Sure. /All right. /I get it.

を使います。

また、相手への賛同の意を強調したい時は、

No problem. /I agree. /I see your points. /Sounds good.

を使うことで、「(あなたと同意見なので)了解です」

というニュアンスを伝えることもできます。

さらに、Absolutely /Certainly. /I'm on it. なども、

「もちろんです/かしこまりました」という意味の表現でよく使います。

 

それでは、例文とともにくわしく確認していきましょう。

 

Understood

了解です、わかりました

(That is) understood. そのことは、理解された状態になっている

 

A: I have to leave here to get the last train by 9 PM. 終電に乗るために、9時までにここを出なければならない

B: Understood. 了解しました

 

この場合は、I understand.と答えることもできます。

ただ相手の言ったことに理解を示して、「了解です」と返答しています

 

Noted

了解です、わかりました

(That is) noted. そのことは、留意された状態になっている

 

A: I'd like you to take me to the hospital tomorrow. 明日病院へ連れて行ってもらえませんか?

B: Noted. 了解しました(連れて行きます

 

この場合は、I understand.と答えるのは不自然で、

Noted.と答えることで、

I will do.という自分の意志を伴う、「了解です」になります。

 

その他の「了解です」という意味の表現

OK. /Sure. /All right. /I get it.

もっともCasualな「了解です」

相手の言ったことに対し、

「理解してますよ」という気持ちを伝えるための軽い受け答え

 

A: I have to leave here to get the last train by 9 PM. 終電に乗るために、9時までにここを出なければならない

B: OK. /Sure. /All right. /I get it. 了解です

 

No problem. /I agree. /I see your points. /Sounds good.

相手の説明への賛同を強調して「了解です」

相手の提案や依頼に対して、

「私もそう思います」という賛同の気持ちを込めた受け答え

 

A: Let's leave not to miss the last train by 9 PM. 私たちは終電に乗り損ねないよう、9時までにここを出ましょう

B: No problem. /I agree. /I see your points. / Sounds good. (そうですね)わかりました

 

Understood. /Noted. /Absolutely(もちろんです)/Certainly. (かしこまりました)/I'm on it. (今やっています、今すぐやります)

相手の言っていることを理解し、受け入れて「了解です」

相手の言ったことに対し、

「理解し、受け入れている」という気持ちを伝えるための丁寧な受け答え

 

A: We will leave here at 9 PM to get on the last train. Could you call me a taxi? 私たちは終電に乗るために、9時にここを出ます。タクシーを呼んでもらえますか?

B: Absolutely. /Certainly. /I'm on it. (Understood. /Noted.もこの仲間 ) もちろんです/かしこまりました/今呼びます

 

まとめ

「了解です」と言いたいときの表現は、

バリエーションが豊富なので、整理して覚えておきましょう!

Understood.とNoted.の違い

Understood 了解しました(That is) understood.

---ただ相手の言ったことに理解を示して、「了解です」

I understand. わかりました

I understand that. その件、わかりました(承知しました)

X I understood. 使わない

 

Noted 了解しました(That is) noted.

---I will do.という自分の意志を少し伴う、「了解です」

 

もっともCasualな「わかりました」---OK. /Sure. /All right. /I get it.

相手の説明への賛同を強調して「わかりました」---No problem. /I agree. /I see your points. /Sounds good.

相手の言っていることを理解し、受け入れて「了解です」---Absolutely(もちろんです) /Certainly. (かしこまりました)/I'm on it. (今やっています、今すぐやります=了解です)/ (Understood. /Noted. もこの仲間)

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