重要語彙-違いシリーズ

seat/house/accommodateの違いを解説

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

seat/house/accommodateの違いを解説

seat「座席」house「家」という意味ですが、

動詞として使われる場合、

「収容する」という意味で使われます。

この記事では、

同じく「収容する」という意味を持つ

動詞accommodateを加え、

seat/house/accommodateの違いを、

関連語句とともに解説します。

 

まず、seatは、

「座席に座らせる」という意味ですが、

訳す場合は、

「1.~人分の収容力がある(~人分の椅子がある)」となります。

This theater can seat 100 people. この劇場は100人収容できる

 

また、houseは、

「住まわせる」という意味ですが、

訳す場合は、

「1.(建物などが)~を収容する(ある)」となります。

This movie theater houses 6 screens. この映画館は、6つの上映館を備えている

 

最後に、accommodateですが、

「もてなす、必要な物を提供する」という語源から派生して、

「1.(建物や部屋などが)~を収容する、収容できる」

という意味で使われます。

This elevator can accommodate 20 people. このエレベータは、20人収容できる

 

このように、

seat~/house~/accommodate~に共通する意味は、

「~を収容する(ある)」ですが、

少しずつニュアンスの違いがあり、

使う場面や相手によって使い分ける必要があります。

 

それでは、例文とともにくわしく確認していきましょう。

 

seat

1.(劇場、部屋、テーブルなどが)~人分の収容力がある

This theater can seat 100 people. この劇場は100人収容できる

 

2.~を座らせる

He seated her friends around the table. 彼の友達を食卓に着かせた

 

house

1.(建物などが)~を収容する

The facility houses six laboratories. 施設には6つの研究所が入っている

 

2.~を保有する

The R&D center houses sophisticated instruments.  研究開発センターは、高性能な設備保有している

The library houses 10000 books. その図書館には10000冊の蔵書がある

 

sophisticatedは、「精巧な、高性能な」という意味ですが、

sophisticatedとadvancedの違いを確認しておきましょう!

参考:sophisticatedとadvancedの違いを解説

 

instrumentは、「機器、設備」という意味ですが、

equipmentとの違いを確認しておきましょう!

参考:equipmentとinstrumentの違いを解説

 

accommodate

1.(建物や部屋などが)~を収容する、収容できる

This elevator can accommodate only 4 people. このエレベータは、4人まで乗れる

 

2.(環境、理論などに)適応させる、合わせる

I accommodated myself to my new circumstances. 新しい環境にすぐに慣れた

 

3.(要求や必要に)応じる、応える、満たす

We can accommodate our client's needs. 顧客のニーズに応えることができる

 

accommodating 親切な、世話好きな

He is the most accommodating person in the sales department. 彼は、営業部で最も世話好きな人だ

 

accommodateのさまざまな使い方を確認しておきましょう!

参考:accommodateの3つの意味/accommodatingの使い方を解説

 

accommodation 宿泊設備/滞在

Our hotel can provide you with a Japanese style accommodation space with tatami room. 当ホテルは、畳の部屋のある日本スタイルの滞在空間を提供できます

 

provideの使い方を確認しておきましょう!

参考:provide A with Bとprovide A for Bの違いを解説

 

関連用語

in-house 社内の

All employees can use in-house work management system.  全社員が社内の業務管理システムを使える

 

on-site「現地の」との違いを確認しておきましょう!

参考:on-siteとin-houseの違いを解説

 

premises 敷地(会社や店の土地と建物を指している)

There are 6 laboratories on the premises. 構内(敷地内)に5つの研究所がある

 

on the premises 敷地内で、社内で、建物の中で

 

まとめ

seat~/house~/accommodate~に共通する意味は、「~を収容する(ある)」

違いを理解して、使う場面や相手によって使い分けましょう!

seat---「座席に座らせる」

「1.~人分の収容力がある(~人分の椅子がある)」

This theater can seat 100 people.

 

house---「住まわせる」

「1.(建物などが)~を収容する(ある)」

This movie theater houses 6 screens.

 

accommodate---「もてなす、必要な物を提供する」

「1.(建物や部屋などが)~を収容する、収容できる」

This elevator can accommodate 20 people.

 

accommodating a.親切な、世話好きな

accommodation n.宿泊設備/滞在

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