重要語彙-違いシリーズ

flyerとbrochureの違いを解説-leaflet/bookletも解説

flyerとbrochureの違いを解説-leaflet/bookletも解説

flyerbrochureは、どちらも紙製の宣伝用商材の一種です。

今回は、日本語の、

「チラシ」、「小冊子」、「パンフレット」に相当する英語について

説明したいと思います。

 

まず、紙の枚数で分類をします。

 

一枚の紙の場合は、

宣伝用に、街頭で配られる

flyer(flier) 「ビラ、ちらし」や、

宣伝用に2つもしくは3つ折りになっている

leaflet 「ちらし」があります。

 

また、

複数の紙が冊子になっているものには、

会社案内や販促用の

brochure 「小冊子」や、

宣伝用に製本された

booklet 「小冊子」があります。

 

このように、

flyerは、街で配られる紙一枚のちらしで、

brochureは、会社案内や旅行会社に置いてあるパンフレットなどの

複数ページの小冊子という違いがあります。

 

では、例文とともにくわしく見ていきましょう。

 

flyer(flier)

(街頭で配られる)チラシ

紙一枚でイベントなどの宣伝のため、街頭で配られることが多い

 

 

 

 

映画館においてある紙一枚の宣伝紙flyerと呼ばれます。

 

I handed out a flyer for his concert. コンサートのチラシを配った

A flyer including all upcoming movies is scheduled for next month. 全新作映画を載せたチラシは来月発行予定です

 

scheduleの使い方をマスターしておきましょう!

参考:be scheduled to doとschedule A for B-意味の違いと使い方を解説

 

hand out~ ~を配る

I handed out a flyer for his concert. コンサートのチラシを配った

 

brochure (会社案内とか販促用の)小冊子、パンフレット

会社案内や販促用の小冊子

日本語の「パンフレット」に相当するのがbrochure

(旅行会社のパンフレット/家電製品のパンフレットなど)

brocheに「縫い針」という意味があり、"綴じられた冊子"を意味します。

 

This company brochure is for foreign people. この会社案内は、外国人向けだ

Download a product brochure to learn more. 詳しくは製品パンフレットをダウンロードして下さい

The restaurant featured in this brochure serves traditional Japanese cuisine. この小冊子に載っているレストランは、伝統的な日本料理を提供する

 

ここでは、feature~「~を特集する」という意味で使われていますが、

featureのさまざまな意味を確認しておきましょう!

参考:featureの5つの意味/characteristicとの違いを解説

 

serveは、「(食事を)提供する」という意味ですが、

その他の意味や使い方も確認しておきましょう!

参考:serveの覚えておきたい4つの意味を解説

 

cuisineは、「地域特有の料理/高級な料理」という意味です。

次の記事で、料理関連用語を確認しておきましょう!

参考:culinary schoolとcooking schoolの違いを解説

 

関連語句

leaflet (広告宣伝用の)折りたたまれたチラシ

 

 

 

 

紙一枚で2つ折りや3つ折りされていることが多い

This leaflet will provide you with helpful information when you visit Kyoto. このチラシには、京都を訪れたときに役立つ情報が載っています

 

provideの使い方を確認しておきましょう!

参考:provide A with Bとprovide A for Bの違いを解説

 

booklet (製本された)小冊子≓pamphlet

This booklet is free of charge. この小冊子は無料です

 

booklet---背を綴じてある

pamphlet---背を綴じてない

 

この場合のchargeは、「料金」という意味ですが、

chargeの名詞としての3つの意味を、次の記事で確認しておきましょう!

参考:be in charge of~とbe responsible for~の違いを解説

 

handout (会議、研修、学校の授業で配布される)配布物、資料、プリント

枚数はさまざまで、上記目的の紙の配布物を指します。

Please take a look at page12 of your handout. 配付資料の12ページをご覧下さい

 

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