probationaryとapprenticeの違いを解説
法律用語としてのprobationaryは、
「執行猶予の」という意味の形容詞で、
ある期間、再度罪を犯さないか試されています。
また、新卒の新入社員は、
大抵、probationary period「試用期間」
を経て、正式に正社員となります。
probationaryは、
「執行猶予の/仮採用(見習い)の」という2つの意味があり、
時間に重点が置かれています。
一方、apprenticeは、
師匠がいて、その「弟子、見習い」という意味の名詞で、
人に重点が置かれています。
an apprentice engineerのように
職業の前に付けて複合名詞になることが多く、
形容詞として「見習いの」という意味とがある
と覚えてもいいでしょう。
(辞書によって、形容詞として載っていないことも多いです)
「見習いの」という意味が被っている点が、
紛らわしいのですが、
見習いの期間(時間)は、probationary period
見習い技術者(人)は、an apprentice engineer
という使い分けをします。
他にもbeginnerやnoviceなど、
「初心者/新米(の)」という意味の類語もあり、
こちらも合わせて紹介します。
それでは、例文とともにくわしく確認していきましょう。
probationary
a.
1.執行猶予の、保護観察の
He is under probationary supervision now. 彼は今、保護観察中だ
2.仮採用(試用)の、見習いの
Three-month probationary period is mandatory to become a regular employee. 正社員になるには、3か月の試用期間が必須だ
probation n. 執行猶予/試用期間
You will be on probation for three months before being a regular employee. 正社員になる前に、3か月の試用期間に就くことになる
apprentice
映画Star WardsのEpisode1で、
オビ=ワン・ケノービが、アナキン・スカイウォーカーを
パダワン(弟子)にしますが、この関係をmaster and apprenticeと言い、
apprenticeは、「弟子」という意味です。
こちらもTOEIC頻出です。
n.弟子、見習い
One of young apprentices was very promising. 若い弟子の一人は、とても見込みがあった
They were father and son before they were master and apprentice. 師匠と弟子という前に、父と子である
promissingも、TOEIC頻出単語ですので、
次の記事を参照して、関連用語と一緒に覚えておきましょう。
(a.見習いの)---複合名詞になって形容詞的に使われるため名詞と捉えている辞書も多い
An apprentice engineer did a good job. 見習いエンジニアがいい仕事をした
関連語句
beginner 初心者
He was a tennis beginner a month ago, but is a good player now. 1か月前は、テニス初心者だったが、うまくなった
novice n.見習い、新米/a.見習いの、新米の
This textbook is suitable both for novices and experts. このテキストは、初心者にも専門家にも合っている
「専門家/専門の/専門知識」という意味の単語を総復習しておきましょう
professionとprofessionalismの違いを解説
He started working at this restaurant as a novice cook. 見習い料理人として働き始めた
beginnerとnoviceの違いも確認しておきましょう↓