bringの動詞句-bring upとbring aboutの違いを解説
bringには、大きく分けると2つの意味があります。
ひとつめは、
「~を持ってくる、連れてくる」という意味です。
ふたつめが、
「もたらす」という意味です。
また、そこから派生して、次のような意味にもなります。
「人を~する気にさせる」
I cannot bring myself to do it. それをする気になれない
「~を人にもたらす=>人を~にする」
This report brought a smile to her face. このレポートを見て、彼女は微笑んだ
また、bringの動詞句もたくさんあり、
bring upは、
「~を育てる」という意味がよく知られていると思いますが、
「話題を持ち出す」という意味でも使われます。
bring aboutは、
「~を引き起こす、もたらす」という意味で、
社会に関わる出来事に関して、
例えば、bring about a war/ bring about many changes in weather
という使い方をします。
よく使われる他の熟語も合わせて、
例文とともにくわしく確認していきましょう。
bring up~
1.~を育てる
It's fun and tough to bring up children. 子供を育てるのは楽しくて大変
2. ~(話題など)を持ち出す
He brought this topic up after the meeting. 会議後にこの話題を持ち出した
bring about~
~を引き起こす、もたらす
Humanoid robots will bring about a revolution in our life. 人型ロボットは、私たちの生活に革命を起こすだろう
bringの動詞句
bring back~
1.~を返却する、返品する
Can I bring it back? 返品できますか?
返品した後「返金してもらう」という意味の単語も
合わせて覚えましょう。TOEIC頻出です。
2.持って帰る、連れて帰る
Can I bring it back to Japan? 日本に持ち帰ってもいいですか?
出張した際に、サンプルを持ち帰りたいときに使えるフレーズです
3.思い出させる
This gold medal brings back my happy memories 20 year ago. 金メダルを見ると20年前の幸せな記憶がよみがえる
bring out
1.ものを持ち出す
I can bring out that information. その情報を持ち出せる
2.製品などを市場に出す
Our company brought out a new smartphone last month. 新しいスマホを市場に出した
launch(発売する)やrelease(発売する)のほうがよく使われるかもしれません
3.才能などを引き出す
bring out the best in~
I will try to bring out the best in my son. 息子の一番いいところを引き出せるようにしてみます
bring on~
~を雇う、連れてくる
You should decide to hire full time workers or bring on temporary workers. 臨時のパートを雇う