patioとcourtyardの違いを解説
patioもcourtyardも日本語にすると「中庭」になりますが、
この2つには違いがあります。
まず、patioですが、
一戸建てやレストランの、テーブルやいすの置かれた、タイル張りの中庭
をイメージできるでしょうか?
こうした、家に隣接した食事、歓談のための舗装された小空間をpatioと言います。
一方のcourtyardは、
マンションやホテルの、A棟、B棟、C棟で囲まれた植栽、花壇、ベンチのある中庭を
イメージしてみてください。
こうした、大規模住宅や城の、建物や壁で囲まれた解放された大空間をcourtyardと言います。
また、関連用語として、
atriumは、百貨店やホテル、駅などの吹き抜けの空間を指していますし、
lobbyは、ホテルや空港のロビー(玄関ホール)、
loungeは、ホテルや空港のラウンジ(待合室、談話室)を指しています。
また、atrium式のlobbyは、
atrium lobby 吹き抜けのロビーと呼ばれます。
こうした空間を表す用語は、
TOEIC Part1の写真描写問題でよく登場するため、
用語とイメージをセットで覚えておきましょう!
また、
いろいろな建物関連の用語(廊下/階段/窓など)が、
TOEIC Part1には登場しますので、合わせて紹介したいと思います。
それでは、例文とともにくわしく確認していきましょう。
patio
中庭、スペイン風テラス
タイルなどで舗装されている、家に隣接した食事、歓談のための空間
テーブルや椅子が置いてあることが多い
We sometimes have a breakfast on the patio. 私たちは、朝食を時々中庭で取る
courtyard
中庭
建物や壁で囲まれた解放された空間
比較的大きな邸宅や城にある
This old museum has a spacious courtyard. この古い博物館には、広々とした中庭がある
その他の関連用語
atrium
(百貨店、ホテル、駅などの)吹き抜け、中央広間
This hotel lounge boasts a 30 meter atrium. このホテルラウンジの自慢は、30mの吹き抜けです
「30m」は、30metersですが、「30mの(形容詞)」は、30 meterです。
単位の使い方を確認しておきましょう!
参考:hundredと単位の使い方を解説/two hundredsは正しい?
lobby ロビー、玄関ホール
This hotel features a simple entrance lobby. このホテルは、シンプルな玄関ロビーが特徴だ
featureの様々な意味と使い方を確認しておきましょう!
参考:featureの5つの意味/characteristicとの違いを解説
atrium lobby 吹き抜けのロビー
lounge ラウンジ=(ホテルや空港の)談話室、待合室
This hotel is famous for spacious lounge with a beautiful chandelier. このホテルは、美しいシャンデリアのある広々としたラウンジで有名だ
garden (植物を植えてある)庭
The garden was filled with flowers. その庭は、花でいっぱいだった
terrace テラス、石やレンガ敷きの庭≒patio
This residence includes a sun terrace. この住宅には、サン(太陽の当たる)テラスがある
includeの使い方を確認しておきましょう!
参考:containとinclude-意味の違いと使い方を解説
stairwell 階段吹き抜け (壁に囲まれた階段を含む空間)
It's right next to the stairwell. 階段の吹き抜けのちょうど隣です
staircase 階段=stairs=steps(壁や手すり含む階段)
You don't have to take the stairs. 階段を使う必要がない
hallway 廊下=hall
Down the hall to your right. 廊下を進んで右側です
walkway 歩道=sidewalk
doorway 出入り口
She is standing in the doorway. 出入り口に立っている
windowpane 窓ガラス
My mother is cleaning the windowpanes. 窓ガラスをきれいにしている
windowsill 窓敷居
We placed some plants on a windowsill. 窓敷居に植物を置いた