技術英語・違いシリーズ

referenceとrecommendationの違いを解説

 

referenceとrecommendationの違いを解説

referenceというと、「参照」という意味を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

一方、recommendationは、「推薦」という意味でよく使われます。

しかし、TOEICやビジネス英語では、

referenceにも

  • 推薦
  • 推薦状
  • 照会先

という意味があり、

recommendationと混同しやすい単語です。

例えば、次の2つはどちらも「推薦状」という意味で使われます。

He asked for a letter of reference. 彼は推薦状を求めた

He asked for a letter of recommendation. 彼は推薦状を求めた

では、この2つは何が違うのでしょうか。

この記事では、

  • reference
  • recommendation

の違いを中心に、

reference が持つさまざまな意味も合わせて解説します。

reference

1. 参照(最も基本的な意味)

最も一般的な意味です。

資料や文献、仕様書などを参照するときに使います。

Please refer to the reference manual. 参考マニュアルを参照してください

See the reference section at the end of this document. この文書の参考資料を参照してください

技術文書や論文では非常によく使われます。

2. 推薦・推薦状

就職や大学入学では、

第三者が人物を評価する推薦状reference と呼ぶことがあります。

He asked his former manager for a reference. 彼は前の上司に推薦状を書いてもらった

She submitted two letters of reference. 彼女は推薦状を2通提出した

letter of reference 人物評価を証明する推薦状

採用担当者が応募者を確認する目的で使われます。

submit「提出する」という意味です。

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3. 照会先・推薦人

reference は、推薦状そのものだけでなく、

推薦してくれる人(照会先)という意味でも使われます。

They contacted my references. 彼らは私の推薦人に連絡した

We checked his references before hiring him. 採用前に照会先へ確認しました

これはTOEICでもよく出題されます。

recommendation

1.推薦・推薦状・推奨

recommend「推薦する」なので、

recommendation「推薦」「推薦状」「推奨」という意味になります。

I received a letter of recommendation from my professor. 教授から推薦状を書いてもらいました

学校や大学院への進学では、こちらが使われることが多くなります。

2.提案・勧告

recommendation は「おすすめ」だけではありません。

ビジネスでは「提案」「勧告」という意味でも非常によく使われます。

We accepted the committee's recommendation. 委員会の提案を受け入れた

My recommendation is to postpone the project. 私の提案は、プロジェクトを延期することです

推薦状としてはどちらも使える

どちらも「推薦状」という意味があります。

しかしニュアンスが少し異なります。

letter of reference 第三者が人物評価を証明する推薦状

採用時によく使われる。

letter of recommendation 誰かを推薦するための推薦状

大学・大学院・奨学金などでよく使われる。

もちろん採用でも使われます。

TOEICでよく出る表現

  • reference manual 取扱説明書・参考マニュアル
  • reference number 管理番号
  • reference check 身元照会
  • employment reference 勤務先照会
  • letter of reference 推薦状

まとめ

referencerecommendation は、

どちらも「推薦」「推薦状」という意味で使われます。

しかし、

reference「参照」「参考資料」「照会先」など非常に意味が広い単語です。

一方、recommendation「推薦」「提案」「勧告」が中心であり、

referenceのほうが広い意味を持っています。

使い分けを整理すると次のようになります。

単語 意味 よく使われる場面
reference 参照・参考資料・照会先・推薦・推薦状 技術文書・採用・TOEIC
recommendation 推薦・推薦状・提案・勧告 学校・採用・ビジネス
  • letter of reference:採用でよく使われる推薦状
  • letter of recommendation:学校・大学・採用などで使われる推薦状

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