
contractorとconstructorの違いを解説
「ゼネコン」という言葉をご存じでしょうか。
ゼネコンとは general contractor の略で、
建設工事全体を請け負い、工事を管理する会社を指します。
contractorはcontract 契約 が語源で、契約に基づいて工事を請け負う会社や業者を指します。
すなわち「(建設工事分野の)請負業者、建設業者」という意味です。
一方で、似た単語に constructor があります。
どちらも「建設業者」という意味ですが、実際には使われ方が大きく異なります。
この記事では、
- contractor
- constructor
- construct
- construction
の違いを、例文とともにわかりやすく解説します。
contractor
建設会社、請負業者、施工会社

建設工事では最もよく使われる単語です。
建設工事全体を請け負ったり、工事を管理したりする会社を指します。
The building contractor is new to the area. その建設業者はこの地域では新しい会社だ
general contractor ゼネコン(総合建設業)
- 鹿島建設
- 清水建設
- 大成建設
- 大林組
- 竹中工務店
subcontractor 下請業者
ゼネラルコントラクターの仕事を下請けして行う業者
The electrical subcontractor completed the wiring. 電気工事業者が配線工事を終えた
specialist contractor 専門工事業者---特定の工事だけを請け負う業者
contract 契約
We'd like to add contract terms to this item. この項目に契約条件を加えたい
constructor
建設者・構築する人

constructorは辞書では「建設者」「施工者」という意味があります。
一方で、実際には建設業界で使われることは少なく、
IT分野では「コンストラクタ」の意味で見かけることが多い単語です。
建物を建設する会社や請負業者を表す場合は、通常contractor が使われます。
一方、constructやconstructionは、建設する/建設という意味で一般的に使われます。
construct
1.建設する
They constructed a new building. 彼らは新しいビルを建設した
2. ~で作られている
be constructed of (from)~という形でよく使われます
This cable is constructed of many glass fibers. このケーブルは多数のグラスファイバーでできている
This box is constructed from aluminum. この箱はアルミ製だ
3.(理論などを)構築する
He constructed a new theory. 彼は新しい理論を構築した
construction
1. 建設・工事
This bridge is under construction. この橋は建設中です
2.構造、構成
The bridge has a strong steel construction. この橋は頑丈な鋼構造です
structureとconstructionの違いを確認しておきましょう
→structure と construction の違いを解説
constructive
建設的な
Constructive comments are very helpful for our team. 建設的なコメントはチームの役に立つ
⇔destructive (考えが)破壊的な
destructiveは、「破壊的な」という意味ですが、
disruptionとの違いを確認しておきましょう!
contractor と constructor の違い
| 単語 | 意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| contractor | 契約に基づいて工事を請け負う会社・業者 | 実務で最も一般的 |
| constructor | 建設者・施工者・構築者 | 辞書には載るが使用頻度は低め。ITでは「コンストラクタ」の意味でも有名 |
関連用語
- bid 入札する
- tender 入札
- construction company 建設会社
- construction site 建設現場
- construction work 建設工事
- property 物件
- rental property 賃貸物件
- landlord 大家
- tenant 借家人
- real estate agent / agency 不動産会社
- utility company 公益事業(水道やガスを扱う)会社
- plumber 配管工
- plumbing 配管工事
- moving company 引っ越し業者
- apartment complex 集合住宅
complexには、「(建物の)集合体」という意味がありますが、
他の意味も確認しておきましょう!
まとめ
contractor と constructor はどちらも「建設者」という意味があります。
しかし、建設業界では contractor が圧倒的によく使われ、
general contractor(ゼネコン) や subcontractor(下請業者) などの表現が一般的です。
一方、constructor は辞書では「建設者」という意味があります。
ただし、建設業界では contractor の方が一般的で、
constructor は IT 分野などで「コンストラクタ」を意味する単語として目にする機会が多くなっています。
- contractor は建設工事を請け負う施工会社・建設会社
- 建設会社を英語で表す場合は contractor が最も一般的
- constructor は建設会社ではほとんど使われず、「構築するもの・人」という意味でITなどで使われる
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